当サイトは広告リンクを使用しています

【毒親関連】母親特化のおすすめ本

 



『毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル』

という本を読みました。

 

タイトルはけっこう過激に思えるけどとても良い本です。

自己愛の強い母親、過剰に関わってくる母親、コントロールばかりする母親、世話を必要とする母親、ネグレクト裏切り虐待をする母親というタイプに分けて解説、

自分がなぜこんなにも親のことを考えるのがいやなのか、囚われているのか考えられて、

具体的にどうしたらいいか教えてくれるように思います。

この本にでてくる母と娘を、あ~めっちゃ共感する~このタイプだ~というわけではなけど、この人たちが普通じゃない家族なら、うちも普通ではないということがよくわかります。

「毒親」という言葉は著者のスーザン・フォワード氏が作った言葉だそうです。


私も数年前からネットで見かけるようになりましたが、自分の親のことをはっきりと毒親かどうかを考えたことがありませんでした。

けれど、これを読んで、

母は毒親だし、

そう思わないと今後の自分の人生がわるくなっちゃうとも思いました。


私はもう成人しているけど、まだ子供のような気がしていて、

自分で洋服を買ったりバイトを決めたりするのにけっこう罪悪感を感じてたり、

母との面倒事を避けるために、大きいことをしないという選択をしてきたように思います。

面倒事というのは、なんか、うまく言えないけどごちゃごちゃ言われることです。(母の言っていることはまともに聞かないという技で今まで過ごしてきたから具体的に何を言われるとかを覚えていない)


とにかく、私にとって、母は「信頼できる人間」ではなかったのです。

なんでごまかすのか、嘘をつくのかと言われたこともあったが、その時は何も言わずに他のことを考えて無視していたけど、何をいってもやっても否定から始まるし信用できない人間だっただけなのかもしれない。

そういうところに私が親から植え付けられた思い込みがあるんじゃないかと思った。

一番刺さったのは、自分も母親と同じような人間なのではないかという気持ちにどう向き合えばいいかというものだ。

とにかく話を聞かないで過ごしてきたから、いままでのことを思い出すという過程がちょっと難しかったです。

思い出したくもないけど、自分の今後の人生に必要かもしれないので、ちょっと考えてみることにします。

著者の前作『毒になる親』も読んでみようかな。